(2014.7.8 撮影)
つい先日に6月の写真をあげたばかりですが、7月の参道です。
この日は随分カラスが鳴いていました。
子育ての時期だけに、頭上から威嚇してくるカラスには要注意です。
ただ、どういうわけかカラスたち、ずいぶん低い所にいるのです。
というか、地面の上に何羽もいます。
そして、何をするでもなく、ずーっとそこに佇んでいます。
こんな感じ(笑)
思うに、これは巣立ったばかりの仔ガラスなのではないでしょうか。
ぱっと見はあまり大人と変わらない大きさですが、よーく見ると頭のあたりの羽根が少しポヤポヤッとしています。
そして口ばしを半開きにしたまま、ボーーーっとしています。
そんなのがあちこちにいます(笑)。
そして木の上では、おそらくその子の親であろうカラスがじーっと見守っているのです。
今までは安全な巣の中でご飯を待っているだけだったのに、突然外の世界に出てきてしまって、どうしていいものやら途方に暮れているようにも見えます。
固まったままの仔ガラスにエールを送りつつ、ふと足元を見ると、
オオミスジです。
今日も神宮の森は瑞々しい生命にあふれています。
私がそんな小さな感動に包まれていた頃、1号はまた別のことを考えていたようです。
「帰りにとうきび買って帰りたい。」
数日前から「久しぶりに大通公園の焼きとうきびが食べたい。」と言い続けていた1号。
今日こそは買って食べるぞと心に決めていたようです。
てなわけで、神宮をあとにし大通公園へ。
数年ぶりに頬張るとうきびワゴンの焼きとうきび。
う〜ん、やっぱり美味しい

甘じょっぱいタレの味とこんがり焼けたとうきびの香ばしさが絶妙です。
とうきびワゴンには、ゆでとうきびと焼きとうきびがあり、どちらも人気の大通公園名物。
1本300円とちょっとお高めですが、ときどき無性に食べたくなる、札幌市民のソウルフードなのです。